USの2大ストリートギャング ブラッズとクリップスとは? 所属する有名ラッパーまとめ

目次
・クリップスとブラッズとは?
・クリップスとブラッズの歴史
・ハンドサイン
・Crip WalkとBlood Walk
・レジェンド達も認める現代のC-Walkの伝承者
・ヒップホップとクリップス&ブラッズ
・BLOODS/CRIPS所属のラッパー


リップスとブラッズとは?


Cripsはカリフォルニア州ロサンゼルスで1969年代に15歳のアフリカ系アメリカ人Raymond WashingtonとStanley Williamsによって設立されたストリートギャングです。二人の指揮の下でアメリカ全土に勢力を伸ばし,US最大のギャング組織になりました。麻薬密売,強盗,恐喝及び強要,殺人,武器密売などを生業としています。US全土に拠点を置き,セット(枝)と呼ばれるグループ単位で行われています。クリップスは青色の基調カラ―で知られています。勢力を伸ばし続け,強大化するクリップスに脅かされていた全国の大手ギャング達がクリップスに対抗する為に結集し,1972年に結成されたストリートギャングがBLOODSです。基調カラ―は赤。その後はクリップスと並んでアメリカの2大ストリートギャングと呼ばれるようになりました。

ちなみに
※日本人がクリップスとブラッズに加入することは不可能です。白人やアジア人は何をしようと加入できません。これは黒人ギャングとして設立されたブラッズとクリップスの基本ルールです。(アジア系の黒人,ラテン系の黒人は可)

※現在も敵対関係にあるクリップスとブラッズはそれぞれの頭文字や色を嫌うことで知られています。例:Young Thugの1stアルバムが原題のCarter 6ではなく*Barter 6になったのはそれが理由です。

※各地でギャング活動する集団をセットと呼びます。これらは地域ごとに設置されており、それらの集合体によってギャング組織が構成されている。セット毎に身に着ける衣服やハンドサイン,スラングなど,ギャング・タグが異なり,それらの違いによってセットの相違を知る事が出来ます。

クリップスとブラッズの歴史



1969年 – レイモンド・ワシントンは15歳の時にBaby Avenuesと呼ばれるギャング組織を設立。右腕のスタンリー・ウィリアムズを含めた他数名のメンバー達と共に,東ロサンゼルスのセントラルアベニューを拠点に置く。1971年にはBaby Avenue Cribsと改称。同年にはCripsという呼称がAvenues Cribs内で共通になっていきました。基調カラ―を”青”とし,カラーギャングとして徐々に勢力を伸ばす。その後クリップスの幹部達はスタンリーのWestside Cripsを筆頭に,自身のセットをロサンゼルス各地に作って勢力を拡大していきました。多くの若者がギャングに入っていくに連れて,その勢力はロサンゼルスを超え,カリフォルニアから,全米に広がっていきました。

1972年にUS全土の犯罪マーケットを独占するクリップスに対抗するべくAthens Park Boys,LA Brims,Black P. Stones,Pirus,Bishopsなどを含めたUSの大手ギャング達が結集して,ブラッズが創設されました。新進気鋭のブラッズはそこから勢力を広げ,クリップスと並んで2大ストリートギャングと呼ばれるようになりました。

1974年21歳のレイモンド・ワシントンは強盗の罪で逮捕され,カリフォルニア州で5年間の判決を受けました。ワシントンが1970年代の後半に釈放された時,クリップスとブラッズの抗争が激化していました。US全土でクリップスの内部紛争を含めたギャング関連の事件が多発していました。ワシントンは前の様に,自分がトップになって組織を1つにまとめようと試みましたが,既にワシントンはそこまでの影響力を持っていませんでした。ワシントンは1979年に仲間のギャングに銃殺されました(享年.25歳)。

同年には右腕のスタンリーが*4人殺害の罪で死刑を宣告されました。収監後,改心し反ギャング活動を行い1996年からギャング暴力に反対する9冊の本を執筆している。2001年から2005年の間ノーベル平和賞に何度もノミネートされ,Snoop Dogg,Jamie Foxx,Danny Glover,Jesse Jacksonを含めた多数の減刑嘆願書が出されてた。しかし4人の命が奪われた事に変わりはありません。アーノルド・シュワルツェネッガー州知事は、ウィリアムズが自身の犯した殺人事件を依然として否認し,謝罪も行っていないことから「証拠を検討したが,恩赦を出す余地は見いだせなかった」と予定通り2005年12月13日にウィリアムズへの薬物注射による死刑が執行されました。

二つのギャングは現在でもUSの2大ストリートギャングとして知られ,敵対関係にあります。US全土にセットを構え,犯罪行為を続けています。

ハンドサイン



Crip WalkとBlood Walk


クリップスはCrip Walk(C-Walk)と呼ばれるダンスでも知られています。クリップス所属のラッパーであるWCやSnoop Doggが*ミュージックビデオで披露したことにより,世界中の人々に認知されるようになりました。自身が所属するギャングの威信や権威を敵対するセットやギャングに対して示すものであったり,争いの末に手にした勝利を敵対ギャングに知らしめる行為であるとされる。ブラッズのB WalksはC Walksに対抗して作られました。

C-walk

B-Walk


※Kendrick Lamarは*iのミュージックビデオでBlood Walkらしきものを披露をしているため一部ではブラッズ説があります。

レジェンド達も認める現代のC-Walkの伝承者


TMZのインタビューでIce Cubeは”現代で本物のC-Walkが出来るラッパーはいない”と答えました。そんな彼らも認めた新世代クリップスのC-Walk伝承者が*COCOの大ヒットで知られるO.T Genasisです。


ヒップホップとクリップス&ブラッズ


90年代にギャングスタラップを全世界に広めたSnoop Dogg,Nate Dogg,Eazy E,WCなどがクリップスに所属していたのは誰もが知る事実です。ギャングを名乗っているラッパーには本当にギャングの活動をしていたラッパーもいれば,Chris BrownやLil Wayneのように資金提供だけしてクリップスを名乗っているラッパーもいます。セキュリティをしてもらったり,ドラッグを買い付けたりします。2016年には*スヌープドッグがクリップスに資金提供を辞めて彼らの怒りを買ったというニュースが話題になりました。

BLOODS/CRIPS所属のラッパー


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